なめらかできめ細かい舌触りと
豊かな香りを贅沢に楽しめる、
山形産ラ・フランスをお届けします

“フルーツの女王”と称される西洋なし「ラ・フランス」。

山形県はその代表的な産地として知られ、国内での生産量のシェアは約8割に上ります。盆地特有の気候風土と、生産者の愛情あふれる丁寧な仕事によって育まれた上品な甘さと香り、そしてとろけるような食感は、まさに女王の名にふさわしい、贅沢な味わい。

そんな秋の味覚を、この機会にぜひお楽しみください。

国内最大のラ・フランス産地、山形

ラ・フランスは、その名の通りフランスが原産の西洋なしです。今から約160年前に発見された比較的新種の果物で、山形には大正初期に入ってきました。その後、全国最大の産地となった要因の一つに挙げられるのが、山形の気候です。湿度が高く降雨量は少なめ、そして昼夜の寒暖差が大きいという盆地ならではの気候が、美味しいラ・フランスを育む条件と合致しました。さらに官民挙げて栽培方法を研究したことが功を奏し、今では山形を代表する果物として広く親しまれています。

美味しさを引き出す「棚づくり」と「赤土」

上山市は棚づくりでのラ・フランス栽培が盛んな地域。蔵王連峰が一望できる皆沢地区に農園を持つ須田真さんの農園でも、棚づくりを採用しています。棚づくりとは、ぶどう棚のように枝を棚に固定させ、均一の高さにして育てる方法。そのメリットを須田さんにお伺いしました。

「例えば立木の場合、木の上下で日当たりの良し悪しが出るため、同じ1本の木でもラ・フランスの品質に差が出てしまいます。でも棚づくりにすると全体的に日当たりが良くなるため品質にばらつきが出ず、管理もしやすいんです」。

そんなふうに太陽の光が葉の1枚1枚にまでしっかり行き届く棚づくりは、冬の間も徹底して剪定に取り組む必要があり、また高い技術も要するため、農家にとっては大変なことの連続。しかし手をかけた分だけ、よりなめらかでジューシーなラ・フランスが生まれるのです。

そしてもう一つ、美味しいラ・フランスを作る上でカギとなるのが赤土です。本来、赤土というのは木にとって過酷な土と言えるのですが、逆にそれが適度なストレスになることで甘味が引き出されるという特徴があります。さらに須田さんはその赤土に牡蠣殻を撒き、ミネラルを補給しやすい環境を整えています。

日々、真摯に向き合う須田さんの想い

ラ・フランスの栽培について、須田さんは、“人間の子育てと一緒”と話します。「子育てというのは、“子どもがどんな表情をしているか”とか“今日の体調は良さそうか”とか、そういったところを親がしっかりと見ていくことの積み重ねですよね。それはラ・フランスも同じで、個々がどんな状態なのかを見極めながら、必要なことを手間をかけて行っていくことが大事だと思っています。果物が本来持つ力を、生産者がいかに引き出してあげられるか。もちろん自然が持つ力も借りながら」。

そんな須田さんの想いによって育まれた最高品質のラ・フランスは、当店自慢の人気商品です。山形県内でも特に品質が優れていると評判の美味しさをぜひお楽しみください。

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