山形県上山産 須田果樹園のラ・フランス約5kg10〜12玉
山形県上山産 須田果樹園のラ・フランス約5kg10〜12玉
贈答用
発送時期:11月上旬〜12月中旬
棚作りで有名な上山市の中でも、須田果樹園さんのラ・フランスは特に品質に優れています。土壌作りからこだわり、丁寧に育まれた逸品です。
山形の秋を代表する果実であるラ・フランス。とろりとした果肉と、上品で魅惑的な香りが食べる人を魅了する、「フルーツの女王」ともいえる果物です。ラ・フランスはもぎとり後、追熟させることによって香りと甘みが増します。軸のまわりを指で軽く押して、少し柔らかくなっていれば食べ頃です。お好みの柔らかさになるまで追熟してお召し上がりください。
内容量/約5kg 10〜12玉入
美味しさを引き出す「棚づくり」と「赤土」
上山市は棚づくりでのラ・フランス栽培が盛んな地域。蔵王連峰が一望できる皆沢地区に農園を持つ須田真さんの農園でも、棚づくりを採用しています。棚づくりとは、ぶどう棚のように枝を棚に固定させ、均一の高さにして育てる方法。そのメリットを須田さんにお伺いしました。
「例えば立木の場合、木の上下で日当たりの良し悪しが出るため、同じ1本の木でもラ・フランスの品質に差が出てしまいます。でも棚づくりにすると全体的に日当たりが良くなるため品質にばらつきが出ず、管理もしやすいんです」。
そんなふうに太陽の光が葉の1枚1枚にまでしっかり行き届く棚づくりは、冬の間も徹底して剪定に取り組む必要があり、また高い技術も要するため、農家にとっては大変なことの連続。しかし手をかけた分だけ、よりなめらかでジューシーなラ・フランスが生まれるのです。
そしてもう一つ、美味しいラ・フランスを作る上でカギとなるのが赤土です。本来、赤土というのは木にとって過酷な土と言えるのですが、逆にそれが適度なストレスになることで甘味が引き出されるという特徴があります。さらに須田さんはその赤土に牡蠣殻を撒き、ミネラルを補給しやすい環境を整えています。
日々、真摯に向き合う須田さんの想い
ラ・フランスの栽培について、須田さんは、“人間の子育てと一緒”と話します。「子育てというのは、“子どもがどんな表情をしているか”とか“今日の体調は良さそうか”とか、そういったところを親がしっかりと見ていくことの積み重ねですよね。それはラ・フランスも同じで、個々がどんな状態なのかを見極めながら、必要なことを手間をかけて行っていくことが大事だと思っています。果物が本来持つ力を、生産者がいかに引き出してあげられるか。もちろん自然が持つ力も借りながら」。
そんな須田さんの想いによって育まれた最高品質のラ・フランスは、当店自慢の人気商品です。山形県内でも特に品質が優れていると評判の美味しさをぜひお楽しみください。